2008年 06月 13日
諸事情により、もしかしたら7月まで釣りに行けなくなりそうです^^; 釣りに行けないときは、雑誌を読んだり、リールの手入れをしたり、ルアーの整理をしたり、 買う物も無いのに釣具店に寄ったり・・・今日は4lbラインを1ケース買ってしまった^^; 社会人になった今、「大人買い」することも「男買い」することも出来るようになりましたが、 幼い頃は月々数百円のお小遣いをコツコツ貯めて、1ヶ月か2ヶ月に1個のルアーを買うのが 精一杯でした^^ 子供ながらに苦労して手に入れたルアーは宝物。 当時のバイブル「湖沼のルアーフィッシング」(西山徹著)を片手に、道具箱の中のキラキラと光輝く金属片を毎日毎晩飽くことなく取り出し眺めて悦に入ってました。 思い出のルアー達^^ 「ダンサー」 「ツイスト」 初めてルアーフィッシングをしたのは栃木県奥日光の湯の湖でした。 タックルは家の近所の老婆が営む釣具店で購入した1000円の並継ロッドと親戚の叔父さんからもらった少々大きめのダイワのリールでした。 ラインはバイブルに従って、2号。 ルアーはコーモランのスプーンセットだったと思いますw ボート乗り場の近くに場所を確保しましたが、周りにはジャケットとベストを着込んだ釣り雑誌のモデルのようなオジサン達が並び、そんな大人に囲まれて気恥ずかしくすごく緊張していたのを覚えてます。 小学校低学年でのルアーフィッシングデビュー戦でしたが、ルアーは5m位しか飛ばず、開始10分くらいでライントラブル、あげくの果てはリールが回らなくなり・・・散々なものでした;; それからしばらくして、父と一緒にいつもの釣具店に行くと、栃木県に虹鱒がたくさん釣れるダムがある、という話をオバチャンがしてくれました。 そう・・・今や関東では超有名になった東古屋湖です^^ 忘れもしない・・・あれは5月の連休明け2週目の日曜日でした。 父と二人でボートに乗り、トウモロコシムシを餌に午前中で7、8匹の虹鱒を釣りました。 朝からルアーを投げたかったのですが、「そんなものじゃ釣れるはずないだろうw」という 父の嘲笑に反論する言葉が見つからず、午前中はルアーロッドを封印していました。 昼ご飯を食べた後、間もなくして父はボートに寝転がり昼寝を始めました。 私は「これ幸いw」とクローズドフェイスリールの付いたRYOBIの小継ルアーロッドを 取り出しました。 ・・・もう、湯の湖の時の惨めな私ではありません! 進歩の証として・・・ラインは1.5号!! そして、自宅近所の畑で毎日毎日キャスティングの練習を積んで来ました!!! 小学校5年生ながら、このタックルならオーバー、サイド、バック、アンダーどんな体勢からでも ルアーを低弾道で飛ばせますw スピナーを結び、バイブル通り岸際のカケアガリを狙ってキャスト&カウントダウン。 スピナーのブレイドの回転を感じながらハンドルをゆっくり巻いてくると・・・ 工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工 夢か幻か・・・魚がいっぱい付いて来るではありませんか! ルアーを群れになって追いかけてくる状況に心臓が高鳴ります!自然、慌ててハンドルも早く巻いちゃいますw ルアーをピックアップして、無我夢中で再度同じポイントにキャスト! 目を凝らしてルアーを引いてくると5,6匹の鱒がルアーを追ってきます! ・・・・・・・・・ キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!! 私の大声で何事かと父が飛び起きましたが、私のロッドが大きく曲がっていることに更に驚いて慌ててネットを準備しましたw 釣り上げたのは25センチそこそこの虹鱒でしたが、「ルアーで魚が釣れるのだ~!」と確信できた衝撃的な事件でしたw その時に使った記念すべきルアー「アグリアロング」です^^ 今は主にミノーで釣りをしていますが、所有しているルアーの中で、 この25年物のアグリアロングは一番思い出深く、崇高な輝きを放っております^^ いつの日か、このルアーで尺ヤマメを釣りたいなあ!
by deepstream48_77
| 2008-06-13 23:17
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